小さな子どもが「植物の世話」をするための道具の紹介をします。
モンテッソーリのクラスでは、歩行が安定したら、徐々に植物のお世話をはじめます。最初は、水をこぼしたり、あげ過ぎたり、土や石を触ってしまったりするかも知れません。まずは、大人が植物の世話をする姿を見せたり、子どもと共に一緒にやると良いでしょう。
葉のホコリをはらう
用意する物
・小さなダスター(ホコリはらい)
・それを入れる小さなかご
葉のホコリを優しくぬぐうことのできる、フワフワのダスター。100円ショップなどで「羊毛フェルト」を買ってきて、自分でつくることもできます。
※針を刺していく際に、誤って指を刺さないようにお気を付けください。
羊毛のダスターを購入する場合は、こちらで手に入ります。
http://kodomonodouguya.com/products/detail.php?product_id=14
商品名:葉の埃はらい
羊毛のフェルトでできた、とっても可愛い観葉植物用のほこり取り。
価格(税込): 864 円
また、他にも小さな「化粧用のブラシ」で代用することもできます。
(MISD子どもの家の紹介記事より)
葉をスポンジで拭く
用意する物
・子どもの手のサイズに切った、小さなスポンジ。(できれば天然素材のセルロースのものが良いと思います。)
・それを入れる小皿。
スポンジやお皿は、葉っぱ型にしても可愛いですね。
葉にスプレーをする
用意する物
・100円ショップなどに売っている、小さなスプレーボトル
スプレーボトルを購入する場合は、こちらで手に入ります。
http://kodomonodouguya.com/products/detail.php?product_id=57
商品名:スプレーボトル
子どもの手にも使いやすいサイズです。
価格(税込): 648 円
じょうろで水をやる
用意する物
・じょうろ(室内の場合は、注ぎ口が蓮口になっていないもの)
注ぎ口がシャワー状(蓮口)になっているじょうろは、室内よりも屋外で水やりをするのに適しています。
最初の内は、「土に」水をやることを、強調して見せて教えてあげましょう。
こちらの注ぎ口を蓮口に変えられるタイプのじょうろは、こちらで取り扱っています。
http://solsomarket.com/shopdetail/000000000636/
商品名:HAWS ハンディ インドア カン
寸法 : W33cm×H11cm×D11cm
価格(税込): 1,404 円
水をやり過ぎる場合
どんな植物も、毎日水をたくさんあげては根腐れをしてしまう原因に!
そんな時のアイディアをご紹介します。
【アイディア1】大人が植物を入れ替える。
植物を何種類か用意して、大人が植物を入れ替える。「こっちの部屋にある植物にだけ水をあげてね」などと伝え、水をあげすぎた植物は、別室で休ませてあげましょう。
【アイディア2】「じょうろで水をやる」のお仕事を、2~3日に一度にする。
全ての植物に水をやり過ぎてしまった際には、じょうろを一旦しまい、「スプレーで葉水(はみず)する」お仕事だけにする。
【アイディア3】
水をやって良い目印となるものを大人が刺しておく。(3~6歳向け)
「お水が欲しい」がはっきりわかるイラストや色のついた札などを用意し、水をやり過ぎてない植物の土にだけ、大人があらかじめ刺してあげる。
そして、「この色(イラスト)の刺さっている植物にだけ、お水をあげようね」などと伝えます。
観葉植物について
毒性のないものを何種類か用意しましょう。その中に大きな背の高い植物が一つあると、水をたっぷりやることができます。
小さな植物は子どもが机に運んで、椅子に座ってお世話をしてもよいですね。
植物のお世話については、こちらの動画もご参照下さい。
お知らせ
イデー・モンテッソーリでは、モンテッソーリ教員資格者の求人情報の案内も行なっております。資格をお持ちで仕事をお探しの方は、是非ご覧下さい。
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