「オーストラリアモンテッソーリ高齢者・幼児教育施設視察研修」のお知らせ

2019.9.9更新

オーストラリア最大の都市シドニーにて、2019年10月26日(土) ~ 11月1日(金)と2019年11月23日(土) ~ 11月29日(金)の2つの日程で、「モンテッソーリ教育の高齢者施設および幼児教育施設の視察研修」が行われます。

認知症患者にも有効とされるモンテッソーリ教育

これまで日本におけるモンテッソーリ教育は、主に乳幼児期、児童期のものだと思われてきました。ただし海外でこの教育法に基づいたアプローチは、認知症の高齢者に対しても、少しでも自立して質の高い生活を送るために有効とされ、実践されている所もあります。

今年1月には、日本初のAMI認定「モンテッソーリ教育法による認知症ケアワーカー養成コース」が大阪で開催されました。その際、トレーナーとして、オーストラリアにおける高齢者のモンテッソーリ・プログラムのリーダー的存在であるアン・ケリー先生が来日しました。2018年7月にもアン先生による講演会「高齢者と認知症のためのモンテッソーリ教育」が開催されるなど、高齢者に対するアプローチへの注目は高まっています。

(アン・ケリー先生)

しかし「実際にモンテッソーリ教育を実践する高齢者施設を見てみたい!!」そう思った人も多かったのではないでしょうか。またこれまで「海外のモンテッソーリ教育実践園を、幼児教育施設から小学校まで幅広く見学してみたい！」そんな声が、イデー・モンテッソーリにもたくさん寄せられていました。

そんな中、この度「AMI友の会NIPPON」により、オーストラリアのモンテッソーリ教育実践施設を視察する研修旅行が企画されました。

この機会にぜひご参加ください！

またとない貴重な体験！

本研修旅行について、AMI友の会NIPPONの副理事長である深津高子先生より、以下のメッセージをいただいております。

今回の研修旅行では、シドニーを中心に、いくつかのモンテッソーリケアを取り入れている高齢者施設、並びに日常的に高齢者と関わりを持つモンテッソーリスクール、小学校などを訪問します。

その他にも、今回の特別ゲストとして日本を含む世界中でこの高齢者のモンテッソーリケアープログラムを普及されているアン・ケリー先生もいくつかの施設を同行してくださり、ミニレクチャーも予定されています。

また来年2020年4月から始まるモンテッソーリ0-3歳コースのトレーナー、サラ・ブレイディ先生とも交流ができる、またとない貴重な体験となるでしょう。

受講されていない一般の方も、モンテッソーリ教育をよく知らない方も、是非この機会にご参加ください。