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イデー・モンテッソーリ/モンテッソーリ教育を愛する全ての人へ

2017.07.13 道具選びのポイント


モンテッソーリ教育の特に「日常生活の練習」という分野では、ピッチャー、ブラシ、ナイフなど様々な本物の道具を使います。

 

また家庭でもモンテッソーリの考え方で、子ども用にお手伝いの道具を揃える時、子どもの扱いやすい物を選ぶことはとても大切です。

 

ここでは、その際のポイントをご紹介します。

 

 

ポイント

1 子どもの小さな手で扱いやすいサイズ

 

子どもの小さな手とまだ弱い筋肉でも扱いやすい、大人用よりも小さめの子どもの手にあったサイズを選ぶことが大切です。この窓ふき用のワイパーは、100円ショップなどで売られている物よりもずっと小さなサイズです。

 

 

2 機能的(持ちやすい、注ぎやすい、切りやすい、磨きやすい等)

 

例えば、「机を磨く」ための ブラシ一つでも、実は毛がフニャフニャし柔らかすぎて、磨きにくい物もあります。また切る用途の物も、「子ども用だから」と切れ味の悪いものでなく、機能的に目的を果たす物であることが大切です。

 

 

3 本物(おもちゃではない物)

 

子どもは、おもちゃよりも本物が大好きです。そして「大人が使っているのと同じように使いたい」と思っています。本物は丁寧に扱わないと壊れてしまうことなども知り、徐々に大切に上手に扱えるようになっていきます。

 

 

4 自然素材

 

感覚の敏感な子どもにとって、持った時の手触り、温度、見た目の美しさなども魅力になります。プラスチックよりも陶器やガラス、木、竹、等、できるだけ自然素材ものを選ぶと良いと思います。

 

 

5 シンプルな単色

 

派手な柄や大好きなキャラクターのついた道具だと、子どもの興味がそちらに向いてしまいます。

できるだけ、シンプルな柄か、または無地の物が良いと思います。

 

 

6 大人が見ても美しくて大切にしたいと思えるような物

 

子どもの感覚は豊かで「素敵か素敵ではないか」鋭く見極めます。美しい道具は「やってみたい!」という気持ちにも繋がりますし、「大切にしたい」とも感じます。何よりも大人自身がそれを好きかどうか、ということも伝わります。

 

 

7  一つの活動における道具の色を統一する

(例 バナナを切る活動)

 

もし可能であれば、一つの道具をトレーなどにセットにして、同じ色でカラーコーディネートをして置くと、この色の道具は仲間で「○○で使うものだな」と子どもが分かりやすいと思います。

 

 

環境づくりで心掛けたいこと

国際モンテッソーリ協会認定モンテッソーリスクール「MISD Children’s House」 より、イデーモンテッソーリへメッセージを頂戴しましたので、ご紹介致します。

 

We strive to create the most beautiful, purposeful and meaningful environments by the use of natural materials, natural light, child sized furniture and color coded materials. It is not a teacher’s class but the Children’s house.

 

私達のこどものいえでは、環境をつくる際、以下のことを心掛けています。

・美しいこと

・目的や意味があること

・自然素材

・自然な優しい光

・子どものサイズの家具

・色の統一された教材や道具

 

ここは、先生のクラスではなく、子どものいえなのです。

 

 

No plastic, no toy-like things, no busy patterns are used.

 

以下の物は使用しません。

・プラスチックのもの

・おもちゃ類

・うるさい柄のもの

 

 

 

 

I would say you would need: lower shelves depending on age, no carpet but wooden floors, tables and chairs made of natural wood. No plastic, plants and art to the child’s eye level to begin with.!

 

日本の皆さんにアドバイスするとしたら、まずは年齢に合わせた低い棚、絨毯ではなく木の床、そして自然素材である木で作られた机や椅子があると良いですね。プラスチックはお勧めしません。

 

是非、環境の中に沢山の植物を置き、子どもの目の高さに美しい絵や写真を飾ってあげて下さい。

 

 

 

 

 

まとめ

100円ショップなどは確かに便利ですし、たいていの物がすぐに見つかります。

 

でも時には「本当にワクワクするような物」「大切に扱いたい物」という視点で選んであげることも、子どもの心を育てる上で大切ではないでしょうか。

 

そういった道具に巡り会うまでには、沢山のお店を回るなど、少し時間が掛かる場合もあると思います。

 

しかし、良いと思える物が見つかって、ワクワクしながら子どもに出してあげる時、大人がそれを「大好き」と思う気持ちが子どもにも伝わり、「これを大切に扱おう」「これをやってみたい」という気持ちへと繋がっていくかも知れません。

 

 

道具選びのポイント

子どもの小さな手で扱いやすいサイズ

・機能的

・本物

・自然素材

・シンプルな単色

・大人が見ても美しくて大切にしたいと思えるような物

・一つの活動における道具の色を統一する

 

環境づくりのポイント

・美しいこと

・目的や意味があること

・自然素材

・自然な優しい光

・子どものサイズの家具

・色の統一された教材や道具

・年齢に合わせた低い棚

・沢山の植物

・子どもの目の高さに美しい絵や写真を飾る。

 

 

 

お知らせ

イデー・モンテッソーリでは、モンテッソーリ教員資格者の求人情報の案内も行なっております。資格をお持ちで仕事をお探しの方は、是非ご覧下さい。

 

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